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備忘録と、日々の泡


by tessai-bose
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2011年読書の旅

昨年の1年間の読書は、乱脈、停滞といったところでしょうか。
今年は鍛錬。そして、毎日辞書読みをします(マタイッテルヨ)。

①書きあぐねている人の小説入門 保坂和志
②ユートピア探し物語探し  井上ひさし 大江健三郎 筒井康隆
③漂流 本から本へ 筒井康隆
④小説の方法 大江健三郎
⑤インザシティ (文芸誌)
⑥おはん 宇野千代
⑦宇野千代女の一生 (ムック)
⑧軍人列伝 (雑誌)
⑨グインサーガ115巻 栗本薫
⑩海外旅行の恐ろしい話 (文庫)
⑪筒井康隆解釈と鑑賞 (文芸誌)
⑫死体に目が眩んで 釣崎清隆
⑬帰らざる夏 加賀乙彦
⑭虚航船団 筒井康隆
⑮つぎはぎ仏教入門 呉智英
# by tessai-bose | 2012-01-02 21:27 | 文学
「ぼくはこれから夢を見るんだよ」

ここでいう夢は希望ではなく、正真正銘の夢です。そして、その夢は『虚人たち』や『幻想の未来』といった他の作品世界、はては『虚航船団』をめぐる様々な現実の騒動、もちろん我々の日常にも繋がっていくのだと思えます。
しかし、これが神話であるならば、彼が新しい世界(鼬と文房具のハイブリッド)のアダムとなるはずですが、イブはどこにいるのでしょう。糊の子どもならいっぱいいそうだけど(笑)

異質なもの同士の融合が想像力であるのだから、まさに想像力の象徴が登場して、この物語は終わります。
想像力は、異質なものを懐かしさに変える力。文房具のような瑣末なものが、活き活きと語り始めます。
神話とは、それぞれの読者にとってのそうした新しい世界のはじまりのことだったのかもしれません。


読書会、機会があったらまたやりたいナ。
# by tessai-bose | 2011-12-24 11:35 | 筒井関係
水曜日分です。
# by tessai-bose | 2011-12-11 23:47 | 筒井関係
火曜日分です。
# by tessai-bose | 2011-12-11 00:17 | 筒井関係
月曜分です。
# by tessai-bose | 2011-12-11 00:11 | 筒井関係